飲食店の店舗内装でかかる見積もりの項目について知っておこう
・店舗内装の内訳を確認しておく
業者に飲食店の店舗内装をお願いした場合、最初に見積もりを出してもらうのが一般的です。
見積もりを出してもらう場合、詳しく内訳を記載してくれるところが多いのですが、最終的な金額のみを提示するところもあるので注意しましょう。
では、飲食店の店舗内装を行った場合には、どのような項目があるのかを見ていきたいと思います。
大きく分けると3項目あるのですが、1つ目はデザイン設計になります。
どのような内装にするのか、どのような物を使用するのかなどを詳しく提示し、図面の作成をしないと作業に入ることができません。
2つ目は設計管理になります。
設計管理というのは、店舗内装を行う場合なら現場の調査や鑑定などになります。
現場を見なければ作業に取りかかれませんので、必ず行うことになるでしょう。
3つ目は工事費用ですが、工事費用は業者によって細かく提示してくれることもあれば、工事費用としてひとくくりにして見積もりを出してくれる場合などがあります。
できれば細かく見積もりを出してくれる業者に依頼をする方が安心できるでしょう。
工事は先程記載した内装費用や厨房費用の他にも、電気工事やガス工事、水道工事やダクトの工事などがあります。
必要な器具の搬入なども同時に行ってくれる業者もありますが、その場合には導入した器具などの項目も内訳に書かれているのが一般的です。
・相場も知っておくとよい
見積もりを出してもらう前に、各項目でどれぐらいの費用がかかるのかを知っておくとよいでしょう。
相場を知っておけば、見積もりを出してもらったときに、この金額が高いのか安いのかがわかるようになります。
ちなみに金額は飲食店がある場所の坪単価によってかなり異なる場合もあるので、あくまで参考程度に覚えておくのがよいでしょう。
デザイン設計の場合には、30万円から70万円ぐらい必要になります。
工事も一緒に行ってくれる業者の場合には、多少安くしてくれることもありますが、全ての業者が安くしてくれるというわけではありません。
設計管理は20万円から50万円ぐらいが相場です。
デザイン設計と設計管理はそこまで大きく異るケースは少ないですが、工事の場合にはどのような店内内装にしたのかによってかなり異なります。
30万円前後で完了することもあれば、300万円前後必要になるケースも珍しくはないので、どのような工事をすると高くなるのか、どのような工事であれば安く済むのかを知っておくのがよいでしょう。