エステ店舗の内装デザインアイディア
内装デザインを検討する際、エステサロンの場合は基本的な方向性に基づき、デザインを詰めていくことができます。
顧客の目線で考えてみると分かりますが、お客さんがエステサロンの店舗に求めるのは清潔感、そして高級感の2つです。
清潔感は白を基調とした壁紙や設備を選ぶのが簡単で、高級感はブラウン系のリネンや少し暗めの照明で演出できます。
無地の壁紙が基本ですが、照明を明るくする予定であれば、模様や柄物の壁紙を選ぶのもありです。
ただし、下地とのコントラストが強いと目立ち過ぎるので、控えめなデザインのものが無難です。
また、プライバシーの確保も重要ですから、隣の部屋の音や話し声が聞こえない点も大事です。
内装デザインにコストを掛けるのは良いですが、使い勝手や機能性を後回しにするのは疑問だといえます。
便利に使えて快適に過ごしてもらえる、それこそがエステ店舗における内装デザインの目標となるでしょう。
施術中はリラクゼーションが不可欠なので、音が気になる空調の設置位置にも気をつけたいところです。
窓を設けるか否かは立地によりますが、屋外の騒音を考慮すると、なるべく窓なしの方向で検討するのが理想的です。
しかし、窓がないと閉塞感や圧迫感が生じますから、そこをどうするかが内装デザインの腕の見せどころです。
天井を高めに設定したり、小窓をつけるだけでも閉塞感はかなり緩和されるので、これらも一考の余地があります。
圧迫感は室内に出っ張りを造らないこと、明るい壁色や床にすることで緩和できます。
照明やカーテンをつける位置、吊り下げや間接照明でも印象は変わるので、適材適所で店舗を作り上げていくことが大切です。
空間を演出するのが内装デザインですから、洗練さが重要なエステサロンは特に、店舗の隅々まで拘り磨きを掛ける必要があります。
自宅の一室のような場所でも、内装デザイン1つで高級感が強まりますから、決して軽視しないでブラッシュアップしましょう。